良い事をしたら食事抜き?

ポチと母

年に1度か2度はやってくる「最強寒波」

私の住む東北地方を襲う、「最強寒波」

ひどい時には列車の運転が止まってしまう。

高校時代、比較的仲良しだった汽車通学(昔は汽車通と言ってました)の子が
運転不通で、家に帰れなくなった時がありました。

私の家は、バスなどを使わず駅から歩いて帰れる範囲だったので
「家に泊まりな!!」と、その子のご両親の了解を得て家に連れてきました。

今の時代のように「ダウンコート」なんてお洒落なものはまだない時代です。

吹雪の中、頭のてっぺんから足の先まで雪の塊まみれになりながら家に到着。

こんな状況だから、うちの親には帰って来てから言えば良いかと考えていました。

私の部屋にはコタツは無いので、とりあえず石油ストーブを付けて暖を取ります。

コートからは雪が解けて、床に滴り落ちてくる量が半端ないです。
まして二人分ですから。。。(笑)

少し暖まってきた頃に両親が帰ってきました。

私は事情を説明しに、階下へ。

ご飯はださないよ! 

母の元へ行って説明しようとしたら、いきなり「あの靴何!?」と言われました。

そして私は「コレコレこうで、帰れなくなったから今日泊めてあげて良い?」と聞いたのですが、

返事は「ご飯は出さないから!!

え~~😰😰?!

え??なんで??

もう、返事すらしてくれませんでした。
凄い形相です。

「こんな事ってあるの?え~~、良かれと思って連れてきたのに
こんな仕打ちってあり??どうしよう。。。彼女になんて言おう。。。」

滅茶苦茶途方に暮れてしまいました。。。

本当に本当に、なんて言おうか、、、、、、。(´;ω;`)

おかずなんて要らないのに。。。
ご飯だけ準備してくれたら、おにぎりでも良いのに。。。
最悪お茶漬けでも。。。

自分の部屋に戻る足取りが、重いです。

「なんて言い訳しよう、、、😢」

友達が悪いわけじゃないのに、滅茶苦茶気分悪くするよね。。。

『ごめ~~ん。なんかね今日この天気だから買い物も何もしてなくて
おかずも何もないんだって。。。後でチャルメラ食べよ!!』

すごい「嘘!!」
いくら何でもそんな訳ないって、わかるような嘘。

本当に、😞

「いい!いい!気にしないで!!、ごめんね、お世話になっちゃって。。」

あ‟~~、もう泣きそう!!😭

私が誘ったばかりに嫌な思いをさせてしまった。
謝っても謝り切れません。。。

自分の部屋で作って!

仕方がないので、チャルメラを取りに行きました。

台所は使わず、自分の部屋で食べろといいました。

どうやって??
石油ストーブしか無いのに??

😲まさか、ストーブで温めて作って食べろっていう事??

その時代、今の年齢の自分だったら、きっと全国ニュースに出ていると思います(笑)

あり得なさすぎませんか??
でも、あんな親の為に私が牢獄にはいるなんて「まっぴらごめん」という気持ちがあるので、押さえられてます。が。

石油ストーブの上に鍋を置き、1時間以上かけて1つのチャルメラを作りました。
火力が弱いので、「生煮え」のような感じ。
そして二人で半分こ。
育ち盛りの二人が、そんな量で足りるはずもありません。

今でも忘れません。あの味。

もちろん、布団など準備をしてくれるはずもなく。

私のベッドで、就寝しました。寒かったので温かかったですぅ。

きっと、色々な話をしたと思います。

アホくさいくだらない事ばかりを。
そんな話でもしていないと、心が折れてしまいそうだから。
そして、おなかが鳴っても聞こえないように😞

彼女は彼女なりに「私の親から嫌われている?」と感じたと思います。
もの凄く悲しい気持ちになったと思うのです。

あからさまに「歓迎」されていないのが分かるのですから。。。

そして私は「自殺」を、決めたと思います。その時に。。。

自分だけならまだしも、友達にまでそんな仕打ちをするなんて
どれだけ私は嫌われてるのか、思い知ったのですから。

「17才で」と決めました。。。

そして、翌朝のご飯もお弁当も、何も準備はされていませんでした。

やっぱりね、、、。

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