サンタさんがやってくる!
この時期になると、スーパーマーケット等にクリスマスグッズが置かれ始め、
そこのブースだけクリスマスソングが、流されていることも。。。
もう、そんな時期なんだ~と、思う度に私のサンタさんとの出会いを思い出す。
あれは、まだ祖母の家で暮らしてた時。
「3人+ひとり」の生活のまま、小学校2年生のクリスマスだったろうか。
一応我が家でも、「バタークリーム」のケーキを囲み、皆でワイワイ。
「メリークリスマス!」な真似事。
田舎なのでオシャレな、「生クリーム」のケーキなどは無かったと思う。
私はそんなバタークリームのケーキが、あまり好きではなかった。
口の中に″ネットリ”と残るような感じが好ましくなかったけれど、それでもやっぱり
ウキウキわくわく。
何といっても「サンタクロース」が今日自分の所に来てくれるのかどうかなのです!
今の時代のようにケーキの上にフルーツなどは沢山乗っているわけでもなく、
数個のイチゴくらい。
切り分け方で、そのイチゴも外れることがある程度の数。
(大家族じゃなくて良かった!と思えるくらいです。)
とりあえず、今日はちゃんとしないと!
「サンタクロースさんが来てくれます様に!!」と、その日ばかりは大人のいう事を
聞き、早めの就寝!🎄です。
初めまして⁈
・・・眠れるはずがない。(笑)
目はギンギラギン💖
ギンギラギンにさりげなく、、、眠れない!
祖母も布団に入ったが、部屋の豆電球は点いている。
いつもの豆電球なのに、今日は何だか明るい!眠れない!
幼心に「寝ないとサンタさんが来ない!でも、サンタさんが本当に来るのか見てみたい!」
そんな葛藤のまま、夜が更けていく。
時の頃はわからないけど、時々寝落ちしながらわずかな気配で目を覚まし、、、
そんな繰り返しだったのだと思う、そしてその時部屋の障子戸が開く音がした。
驚いて目を閉じた!
「限界!!」
目を開けてしまった・・・
サンタさんと、目が合った!!
そしてこう言われた。「あちゃちゃ~、、、早く寝なさい!」と。
少しだけ大人になりました!?
驚きと、プレゼントをもらえた喜びと、、、。益々興奮が~
多分誰に言われた訳ではないと思うけど、その事に関しては私は「貝」になりました。
3学期が始まり、みんなと顔を合わせサンタクロースの話も出たけれど、何も言わなかった。
それだけは今も不思議。
あの時代に戻って、「何で言わなかったのか?」聞いてみたい気もするけど(笑)
「3人+ひとり」が、唯一「4人家族」だという事を、感じられる日だったのかも知れない。
それでもやっぱり次の日には「3人+ひとり」でしたが。
切ない思いでです。
コメントをどうぞ。